介護の仕事は好きだけど、給料は低いし、体も痛い
このまま働き続けるのは不安だなぁ
他の施設はどういう感じなんだろう。
こんな思いにお応えするため、本記事では以下のことを解説します。
本記事の内容
・介護士におすすめの転職支援サービス
・転職支援サービスのメリットとデメリット
・転職支援サービスの登録方法
ぼくは特別養護老人ホームに19年勤務し、今は社会福祉士&衛生管理者として働いています。
これまで働いた施設は4施設あり、今の職場は働きはじめて10年目になります。
転職活動は2度行っていて、転職支援サービスを使って良い職場に巡り合った経験があります。
本記事を読めば、介護職が転職支援サービスを使うメリットについて理解できて、将来にむけ自分がどう行動すべきか考えられるようになります。
おすすめの転職支援サービス
5分ほどで読める内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
介護士の転職事情
特別養護老人ホームをはじめ、人材確保における介護保険施設を取り巻く環境は、年々むずかしい状況に追いやられています。
介護の仕事はしんどい、給料が安い、将来性がないなんて言われ、人手不足が叫ばれています。
令和3年の介護労働安定センターの調査でも、全体(8,742事業所)の約半数にのぼる49.8%の事業所が運営上の問題として、良質な人材の確保がむずかしいと回答しています。
人材の確保がむずかしい理由として「採用が困難」「離職率が高い」などが挙げられ、他産業に比べ労働条件がよくないにも関わらず、経営の苦しさから給与や環境改善に還元できない状況が伺えます。
しかし、この状況は、自分に合う環境を探しやすい状況とも考えられます。
施設は人手が欲しい状況なので、よほど面接で悪印象を与えない限り採用される可能性は高いでしょう。
これは、自分の条件に合う職場を探しやすい環境があるということです。
でも自分に合う施設をどうやって探せばいいのかわからない人もいるのではないでしょうか!?
そこで役立つのが転職支援サービスです。
無料で使えて、自分の条件の中から担当のエージェントがあなたに合う施設をさがしてくれます。
次からそんな転職支援サービスについて説明していきます。
介護士も転職支援サービスを使いこなそう
転職するにあたって、転職支援サービスを使いこなすのは必要不可欠です。
働きながら転職先を自分で探し、アポをとり面接をする負担はかなり大きなもの。
介護業界では、一般企業に比べるとまだまだ転職支援サービスを使う風習が育っていないのが現状です。
ですが、自分に合う職場を見つけるのに転職支援サービスは大きな力になってくれます。
転職支援サービスのメリットとデメリット
転職支援サービスのメリット
・無料で担当のエージェントがつき、あなたの相談にのってくれる
・あまたある求人からあなたに合う施設を紹介してくれる
・応募書類が通りやすい
転職支援サービスのデメリット
・エージェントとの面談の時間を作る必要がある
・はじめは電話での聞き取りになるので自分の希望等を口頭で説明する必要がある
・担当者の良し悪しに左右される
おすすめの転職支援サービス
基本的にどこの転職支援サービスも手順や対応力などの質は普通によいです。
「若者につよい」「正社員につよい」「○○No.1」とアピールしていますが、大差なく誤差の範疇かと…。
結局は担当者の人がらや相性によってきます…笑
なので複数登録して、比較していくとよいです。
とはいっても求人数を多く持っている会社がつよいので、求人数の多い会社を紹介していきます。
❶きらケア求人
まず一つ目は「きらケア求人」です。
介護業界に特化した転職支援サービスでこだわり条件や非公開求人が豊富にあります。
施設内の人間関係や評判など、一人では知ることが難しい情報も充実。
面接の予定調整、待遇面の交渉など、転職活動のあらゆる面をサポート。
終業後のお悩み相談など、アフターフォローも充実しています。
きらケアがおすすめな人
・人間関係の良い職場を重視する人
・高待遇での転職を目指す人
・転職活動になかなか踏み出せない人
❷かいご畑
2番目は「かいご畑」です。
かいご畑は無資格でも資格取得を支援する「キャリアアップ応援制度」が人気です。
0円で受講できる講座
○実務者研修
介護福祉士受験に必須
サービス提供責任者になれる
たん吸引などの医療的ケアが学べる
○介護福祉士受験対策講座
介護資格で唯一の国家資格
自信の知識・技術が認められる
求人ニーズが高くキャリアアップに有利
かいご畑がおすすめな人
・介護のお仕事が初めての方
・無資格で働きながら、資格取得をしたい人
・ブランクがあり、介護の仕事復帰を考えている人
・すでに介護職として就業している転職層の人
❸マイナビ介護職
3つ目は「マイナビ介護職」です。
医療・看護師・薬剤師など、医療関連の転職サービスを展開しているため、求人情報を多数保有し、非公開求人も豊富。
大手なので介護施設側の信頼が大きい。
マイナビ介護職がおすすめな人
・大手の会社を使いたい人
・転職に安定性を求めたい人
・たくさんの求人を見て比較したい人
登録方法
転職支援サービスの登録は、どの会社も大体同じ流れになります。
登録は1分程度でできますので参考にしてください。
ここでは、きらケア求人を例に説明していきます。
まずきらケアのトップページを開き「無料の転職サポートを受ける」の欄の「近いうちに転職したい」か「今は情報収集したい」のどちらかを選択し、「次へ」をクリックします。
図のように、チャットのような画面になりますので、当てはまるものを選択し「次へ」をクリック。
ご希望の働き方、勤務時間、転職時期、お持ちの資格など、聞かれたとおりに答えていきます。
この画面がでたら登録は完了。
ここまでわずか1分です。
かんたんですよね?
登録が完了すると担当者から電話がかかってきます。
自分の希望について伝えてください。
ここまで来れば、あとは応募 → 面接 → 内定という流れになります。
介護士が転職支援サービスを使う際の注意点
転職支援サービスはあなたの転職活動の心づよい味方になってくれますが、利用の際には注意も必要です。
注意点
3つの注意点
①転職について『自分の軸』をもつ
②複数の転職支援サービスに登録する
③結果的に転職しないという選択肢ももつ
①転職について『自分の軸』をもつ
あなたがこの転職で最も優先したい項目はなんですか?
1年後、3年後、5年後、10年後にどういう自分になっていたいですか?
年収をあげたい…
ワークライフバランスバランスを整えて家族との時間を作りたい…
副業にコミットしたい…
資格を活かしたい…
いろいろあっていいと思います。
ただし、「ここだけは譲れない」「できればほしいけど、最悪なくても仕方ない」など、『自分の軸』を決めましょう。
②複数の転職支援サービスに登録する
どの転職支援サービスも大差なく誤差の範疇と冒頭で言い放ちはしたものの、やはり各社それぞれの強みはあるもの…笑
そして対応してくれる人は確実に違いますので、自分と相性の合うエージェントを探す意味でも、複数の転職支援サービスに登録すべきです。
③結果的に転職しないという選択肢ももつ
転職支援サービスを使ったからといって必ず転職しないといけないわけではありません。
複数の転職支援サービスや施設を検討して、『自分の軸』に合う施設が見つからなければ、今は転職のタイミングではないのかもしれません。
本当はワークライフバランスを見直したかったけど、給料が良くてその施設へ転職したら残業ばかりで余計に私生活の時間が短くなってしまっては本末転倒。
焦る気持ちを我慢するのも、なりたい自分になるためのステップです。
そのためにも、転職活動をする前に退職するのはおすすめしません。
人手がほしい施設側からみて、「今職場がないのでぜひここで働きたいです」という人は狙われますし、給与交渉等でも不利になります。
この施設に興味はあるけど今の職場を辞めない選択肢をチラつかせるだけでも効果があるからです。
まとめ
おすすめの転職支援サービス
ここまで記事を読んでくださってありがとうございます。
介護士が転職支援サービスを使うメリットを理解できたと思います。
自分が将来どうなりたいかをイメージし、そこに向かうにはどう行動していくべきか考えることができたのではないでしょうか。
施設が介護士の不足感を抱いているうちは、自分の理想の施設を探すチャンスです。
そのために、転職支援サービスを使ってより良い職場をさがしやすくなるはずです。
今日があなたの行動を変える一日目!
未来を変えられるのは自分だけです!!
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